只見線の詩情(C11の残像)

只見線は会津若松と新潟県の小出を結ぶローカル線ですが、その中で滝谷と只見間は只見川に沿って走る風光明媚な路線です。
1971年頃から、約2年間ほど撮影に通いました。滝谷から只見の間は線路に沿って歩いたり、国道を歩いたりですべての撮影ポイントを探しながら歩きました。只見線の秋は本当にきれいな眺めでした。実際に撮影したのはほとんどモノクロ写真です。ここに表示しました写真はごく一部分ですが、近頃また只見線にSLが 臨時列車で運行されているようです。ゆっくりと景色を眺めながら只見線の旅をするのも楽しい時間です。
現在の只見線の列車本数はかなり減っているようです。以前でしたらディーゼルカーで移動しながら、次の撮影ポイント近くの駅まで移動してSLが来るのを待ち構えていられましたが、今ではやはり自家用車での移動をしないと撮影は無理なようです。

只見線のジオラマを製作中です。完全に完成はしておりませんが、現在の状態はこちらからご覧になれます。



会津若松を出発した列車は、滝谷から風光明媚な只見川に沿った山岳路線になります。
特に秋の景色は最高な眺めです。
列車から眺める場合、会津宮下を過ぎて渡る第3鉄橋の辺りが、一番景色が良いようです。アンダートラスの鉄橋は川面のかなり近くになりますので、川面の色と山々の色づきが最高の景色を演出します。

滝谷は只見川本流ではありませんが、滝谷川に架かったアンダートラス+ガータ橋が結構見ごたえがあって当時でもカメラマンは多い地点でした。

 


会津川口から只見よりの場所にも、ある程度は撮影ポイントがありますが、滝谷〜会津川口間にいい場所は集中しています。

 

 

 









 

会津川口はこの路線の中で中心的な駅になります。
ここ始発の列車も多いですし、撮影に通っていたころは駅前の旅館に泊まって、始発列車を狙って撮っていました。結構只見線の貨物列車は重連をすることが多かったと思います。
SL旅客列車は川口終点でしたので、以降只見までの区間は貨物のみとなっていました。
はっきりと覚えてはおりませんが、会津川口までの旅客列車が2往復、貨物が1往復、只見までの貨物が3往復だったと思います。
会津川口から奥に行きますと、撮れる列車本数が少なくて撮影回数は少なくなりました。
実際に撮影して、他のカメラマンとは一度も出会いませんでした。

どうして会津若松機関区にはC11を残さなかったのでしょうか。
現在の臨時列車は真岡鉄道から借用して運行しています。

 

 



急峻な蒲生岳をバックに只見川沿いの第8鉄橋は、私の一番のお気に入りの場所です。
ここの場所も秋にはきれいな景色になります。
現在この第8鉄橋は人気のポイントになっているようです。当時の鉄橋の色は赤色でしたが、現在は青色に変わっています。
この背景の蒲生岳は近頃登山する方が増えているようです。
私も山歩きの趣味はありますので、その内に挑戦したいと考えています。















たなびく煙に注意しながら撮影していましたが、SLが煙を吐くのは当然登り勾配の区間になりますから、いい煙を吐くポイントを見つけて、来たSLが思い通りの煙をたなびかせたときは「やった!」と内心満足していました。散々歩き回った末のごほうびでした。

SLが運行しなくなってから一度だけ秋の只見をドライブしたことがありますが、尾瀬方面に行くために桧枝岐方向は何度も走っていますが、只見はずいぶんご無沙汰しました。
その内に秋の只見を走ってみたいですね。

秋の滝谷鉄橋を渡る下り列車。

秋の滝谷鉄橋を渡る下り列車。

秋の第1鉄橋を行く 。まもなく会津桧原です。
きれいなアーチ橋です。

秋の会津桧原を出発、滝谷へ向かう。


朝の会津西方を出発。
連続写真の一枚です。煙突から吐く煙と、ドレーンを切って走る様子がSLの魅力でした。

冬の会津西方、会津桧原間を行く。


会津西方を出て第2鉄橋渡る貨物列車。
この鉄橋は冬場でないと中々白い煙を吐きません。

雪の会津宮下を出発。


会津宮下を出て秋の第3鉄橋を渡る。きれいな水鏡になりましたが、天候が悪くて紅葉はくすんでいます。
今でもこの第3鉄橋は撮影のメッカのようですが、当時も一番カメラマンが多かったと思います。
会津宮下駅からテクテク片道50分かけて歩きました。

雪の第4鉄橋を渡る。この時の425レは重連でした。


秋の会津中川をゆく重連の貨物列車。

秋の会津中川で。


雪の会津川口を出て只見川に沿って走る。

雪の会津川口を出発する始発列車。

会津川口で待機中のC11機関車。

会津川口で方向転換するC11 312号機。


会津川口を出発する重連の貨物列車。

朝もやの中を会津川口出発する。


会津大塩、会津塩沢間のガータ橋を渡る。

蒲生岳を背景に第8鉄橋をゆく。

第8鉄橋を過ぎて会津蒲生へ向かう。

会津蒲生のガータ橋を渡る。

会津蒲生を出て会津塩沢へ向かう貨物列車。
今日は荷物がなくて車掌車だけを牽引しています。

会津蒲生を出て叶津川鉄橋をゆく貨物列車。
まもなく只見に到着です。


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このページの最終更新日は:2011/03/06